中学生のこどもが「一人でセブ島留学したい」と言っているけど、いろいろ心配…。特別なWEG申請が必要と聞いたけど、どうすれば良いんだろう?経験者に詳しく教えてほしい!

この記事では、15歳未満のセブ島留学で必要なWEGの申請方法や、こどもの単身留学で注意すべきことをまとめて解説しています。

春休み・夏休みに、家族から離れて一人でセブ島留学したい!と考えているお子さんも多いのではないでしょうか。

しかし、15歳未満の単身渡航は大人とは異なり、事前の申請物や飛行機予約の際に注意すべきポイントがたくさんあり、慎重に準備を行いたいところ。

とはいえ、何をどこから手をつけて良いのかわからない…という方のために、フィリピン大使館などの公式の案内をもとに、詳しく解説していきます!

【WEGって何?】子供の単身フィリピン渡航の鉄則ルール

WEGとは、Waiver of Exclusion Groundの略で、「戸籍上の保護者以外(または単独)での入国する証書のこと。

駐日フィリピン大使館の案内では、WEGは、入国に必要な査証の有無に関わらず、外国籍の15歳未満の子どもが単独で、または親(離婚している場合は親権者)の付き添い無しにフィリピンへ渡航する場合に必要とされています(出典:駐日フィリピン大使館「WEG 扶養と保証の宣誓供述書」、2026年10月2日確認)。

戸籍上の保護者以外の大人(親戚・知り合い・添乗員)と一緒の場合でもWEGは必要です。戸籍上の保護者の方とのおやこ留学の場合、WEGの申請は不要。

WEG申請はだれが行うの?

WEGの申請そのものは、フィリピン到着時に空港などの入国管理局で行います。日本では、事前に父母または親権者が「扶養・保証に関する同意宣誓供述書」の公証(認証)を受けておきます。

手続き自体は複雑なものではありませんので、ご自身で手続きいただくのがおすすめです。

外国籍の未成年のお子様のフィリピン入国について

WEGの申請方法

次に、WEGの申請に必要なものと、申請方法をまとめて解説します。

WEG申請に必要なもの

大使館での手続きに必要な書類は以下のとおりです(2026年10月2日に大使館の公式サイトで確認)。

※提出書類は全てA4サイズで提出すること。

WEG申請に必要な書類

  1. 扶養・保証に関する同意宣誓供述書【2枚】(用紙は駐日フィリピン大使館の公式サイトからダウンロード)
  2. WEG申請書【2枚】(用紙は駐日フィリピン大使館の公式サイトからダウンロード)
  3. 子供の証明写真【2枚】
    ┗ パスポートサイズ:4.5cm X 3.5cm
  4. 子供の有効なパスポートのコピー【2枚】
    ┗ 顔写真のページ(データページ)
  5. 同行者/引率者の有効なパスポートのコピー【2枚】
    ┗ 顔写真のページ(データページ)
  6. 父母または親権者の有効なパスポートのコピー【2枚】┗ 顔写真のページ(データページ)。顔写真付きの公的身分証明書も可
  7. 子供の出生証明書【以下の計4枚】
    • 日本国籍の子どもの場合:戸籍謄本の原本【1通】
    • WEG用 戸籍謄本の英訳用紙【2枚】(大使館の公式サイトからダウンロード)
    • レターパックプラス(料金は日本郵便の公式サイトで確認してください)

WEG申請にかかる費用

WEGの申請は、大きく分けて2つの段階があります。

【①日本での宣誓供述書の公証(認証)】と【②フィリピン入国時のWEG申請】それぞれに以下の費用がかかります(2026年10月2日に大使館の公式サイトで確認)。

※費用は変更になる場合があります。手続きの前に、大使館の公式サイトで最新の料金を確認してください。

WEG申請に必要な費用

  1. 認証費用(合計:7,000円)
    • 公証料金:3,750円/書類1部につき(公証済みの書類は、書類受理から3営業日後に発行。緊急発行は1部につき1,500円を加算し翌営業日に発行)
    • 照合料金:3,750円
  2. 申請費用
    • WEG申請料:1人あたり3,120ペソ(フィリピン入国時に入国管理局へ支払い)

WEG申請方法

それでは、WEGの申請方法をステップごとに解説していきます。

STEP1:必要書類を用意

以下の書類を用意します。

戸籍謄本は、本籍地の市区町村役場でしか取ることができないので注意しましょう。

日本国籍以外の子どもや、フィリピンで生まれた子どもの場合は、出生証明書として提出する書類が異なります。大使館の公式サイトで確認してください。

WEG申請に必要な書類

  1. 扶養・保証に関する同意宣誓供述書【2枚】(用紙は駐日フィリピン大使館の公式サイトからダウンロード)
  2. WEG申請書【2枚】(用紙は駐日フィリピン大使館の公式サイトからダウンロード)
  3. 子供の証明写真【2枚】
    ┗ パスポートサイズ:4.5cm X 3.5cm
  4. 子供の有効なパスポートのコピー【2枚】
    ┗ 顔写真のページ(データページ)
  5. 同行者/引率者の有効なパスポートのコピー【2枚】
    ┗ 顔写真のページ(データページ)
  6. 父母または親権者の有効なパスポートのコピー【2枚】┗ 顔写真のページ(データページ)。顔写真付きの公的身分証明書も可
  7. 子供の出生証明書【以下の計4枚】
    • 日本国籍の子どもの場合:戸籍謄本の原本【1通】
    • WEG用 戸籍謄本の英訳用紙【2枚】(大使館の公式サイトからダウンロード)
    • レターパックプラス(料金は日本郵便の公式サイトで確認してください)

STEP2:フィリピン大使館で認証手続き(書類を提出と受け取り)

父母または親権者が、フィリピン大使館領事部の公証課窓口に、上記で用意した書類を提出します。

扶養・保証に関する同意宣誓供述書の「父母または親権者の署名欄」は、大使館職員または公証役場の公証人の面前で署名すること。

公証済みの書類は、書類受理から3営業日後に発行されます(緊急発行は翌営業日・追加料金あり)。

📍フィリピン大使館東京

📍大阪・名古屋にはフィリピン総領事館があります(取り扱い業務は各総領事館の公式サイトで確認してください)

窓口に来られない父母または親権者は、宣誓供述書を公証役場で公証してもらい、日本の外務省でアポスティーユ(認証)を取得します。アポスティーユを取得した書類は、大使館での手続きが不要です(大使館の案内)。

▼公証役場一覧

役場の方は、WEGの申請に慣れていないこともあります。事前に電話でWEG申請をしたいとの旨を伝えた上で訪問すると安心です。

大使館での費用は、公証料金(書類1部につき3,750円)と照合料金(3,750円)です(2026年10月2日確認)。

STEP3:フィリピン入国時に申請

フィリピンの空港に到着後、入国審査のゲートの近くにあるビザ手続き用のデスクにて、WEG申請を行います。

WEG申請料として、1人あたり3,120ペソがかかります(入国管理局が許可した場合に支払います)。

飛行機を降りてから『Arrival(アライバル)』と書いてある方向に進みます。係員に『WEG』というと、専用のデスクに案内してもらえます。

【航空券予約】子供の単身渡航で注意すべきこと

同乗者なしで飛行機に乗る未成年者を「Unaccompanied Minors」と言います。

在セブ日本国総領事館の当時(2023年7月)のお知らせでは、セブ島留学から日本へ帰国する際にエアアジアに搭乗予定だった15歳の生徒が、搭乗を拒否されたと報告されていました(2026年10月2日時点で、総領事館のサイトではこのお知らせのページを確認できませんでした)。

このように、未成年の単身渡航時に制限・渡航条件を設けている航空会社もあり、予約前にかならず注意が必要です。


航空会社の規定は変更になる場合があります。必ずチケット予約・搭乗前に最新の規定を確認してください。

AirAsia(エアアジア)

エアアジア・フィリピン(Z2便)の運送約款では、12歳未満の子どもは18歳以上の同伴者がいないと搭乗できません。12歳以上16歳未満の子どもは、チェックイン時に親または保護者が「Limited Liability Statement(責任制限に関する書面)」に署名した場合に搭乗できるとされています(出典:エアアジア Z2便の運送約款、2026年10月2日確認)。

airasia Flights: Are Children Allowed To Travel Alone?

Cebu Pacific(セブパシフィック)

セブパシフィックの公式ヘルプでは、15歳未満の外国籍の子どもが親の同伴なしでフィリピンへ渡航する場合、必要な渡航書類に加えて、WEGのための同意宣誓供述書(公証済み、または親のパスポートのコピーを添付したもの)を提示する必要があると案内されています。出発前にWEGの書類を用意していない場合、フィリピンの入国管理局から同意書や両親のパスポートのコピー、WEG申請料の支払いを求められることがあり、入国は入国管理局の判断によるとされています(出典:セブパシフィック ヘルプセンター、2026年10月2日確認)。

「扶養・保証に関する同意宣誓供述書」はWEG申請の際に用意する書類のひとつですので、こちらをコピーし、親権者様のパスポートをコピーして貼り付けまたは一緒に提出を行ってください。

Cebu Pacific Official Website

Guest Needing Special Assistance

Philippine Airlines(フィリピン航空)

フィリピン航空の公式サイト(米国路線の案内)では、8〜11歳の子どもが一人で搭乗する場合、Unaccompanied Minor(子どもの単身渡航サポート)のサービス料がかかると案内されています(出典:フィリピン航空、2026年10月2日確認)。日本発着の便の条件や料金は、予約の前にフィリピン航空に確認してください。

Unaccompanied Minors

まとめ:WEG申請は早めに動きだそう!

この記事では、WEG申請とこどもの単身渡航時の航空券予約について詳しく解説しました。

大使館での公証は書類受理から3営業日後に発行されますが、戸籍謄本の取り寄せなど書類の用意に時間がかかることもあるため、なるべく早めに動きだせると安心です。

夏休み・春休みは留学の申し込みが集中しやすい時期です。学校選びや手続きの進め方に迷ったら、留学エージェントに相談する方法もあります。

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